先日、pythonの最新バージョンv3.11で仮想環境構築しました。
今回は、その環境でのスピードを検証してみました。
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比較したプログラム
今回、検証したプログラムは現在研究で使用しているものでコードをアップすることはできないのですが、Dicom画像をシリーズで読込、マウスホイールで画像を変更でき、画像をクリックした部分をseabornを用いて表示するというプログラムです。
画像表示領域は4カ所で
上段2段はmatplotlibで表示した元画像。
下段2画像はseabornによる拡大画像です。
で、速度検証した状況は
画像をクリックしてseaborn表示をしている状態で、画像を変更していきます。
seabornって図形の表示が綺麗に作成されていて、表示速度にはあまり注力していないらしく画像表示が遅いんですよね。。。。(私のコードが悪いんだと思いますが・・・・)
コードはコピーして使用していますので、同一。
画像も同一のものを用いています。
結果
いかがでしょうか?
Version3.7では平均0.45秒かかっているものが、Version3.11では0.35秒と約0.1秒短縮されています。
0.1秒。それだけ?と思われるかもしれませんが、体感的には実感できます。
画像表示に0.45秒って、結構ストレスを感じます。
0.35秒に短縮されて
「結構早くなったな」
と思えます。
皆さんも、試してみてください。