こんにちは。でめきんです。
つい数か月前の話になるのですが、職場のWiFiが繋がらなくなることが頻発していました。
なんでなんだろう?と考えていました。
たどり着いた答えが、接続端末数の増加という思いにたどり着きました。
確かに、最近職場のスタッフも増えましたし各個人の端末も増加傾向にあります。
今まで使用していたWiFi機器はバッファローのWXR-1900DHP2という機器で接続台数の目安は18台程度。
うちの放射線科では全然足りない計算でした。
そこで、以下のWiFi機器を購入しました。
この製品、アクセス台数は100台可能でしかもハイパワーが売り。
3階建ての建物でも電波が届くという代物らしいです。
これは放射線科内の隅々まで電波が届く!!ということで科長に相談して購入。
設置も問題なく完了!!
これで快適なネットワークで接続できると喜んでいたのですが、無線って結構問題があるんですよね。
電波干渉。厄介な電波干渉
実は、ラップトップの電子カルテ端末がフリーズするという、問題が起こっていました。
このラップトップは血管造影検査の時に看護師さんが逐一情報を入力していく端末です。
看護師さんが情報管理室に連絡し原因を調べても分からず。。。。
いつからこの現象が起こっているのかと聞かれた時の答えが。。。
このWiFiルーターを導入した時とかぶっている。。。。
試しにWlFiルーターの電源を切ると電子カルテは問題なく動作するわけですからまさに、原因はWiFiルータで間違いなし。
情報管理室の見解としては、ネットワークチームを呼んで干渉している周波数帯を調べる。しかし電子カルテの周波数の変更は行わないという事。
そりゃそうですよね。勝手に機器交換して干渉を起こしているのですから問題は自分達で解決しろという事。
科長より、業務に支障を起こしてはいけないので血管造影検査を行っている時間帯はWiFiルーターの電源をOFFすることになったわけです。
原因が分かった当日、私は検査が終わるまで待機。その間に解決策はないか考えていました。
WiFiルータは2.4GHz帯と5GHz帯があるということ。さらに2.4GHz帯が3つのチャンネルがあるという事だったのでまずは、どちらかの周波数帯を飛ばなくすれば干渉している周波数帯の切り分けができると考えました。
で、どちらかの周波数帯を切るか考えたのですが
・2.4GHz帯の特徴は干渉物があったとしても隅々まで届きやすい。
・5GHzはネットワークは早いが、干渉物があると遠くまで電波が届かない。
と、それぞれに特徴があることが分かりました。
病院でネットワーク構築する際、できるだけ機器を多くせず、隅々まで電波を届けたい。動画等の情報は少なく、テキストデータがメインだと考えれば通信速度はそこまで必要はなく、2.4GHzの帯域を使っているのだろうと考えたので、まずは2.4GHzの電波を切って5GHz帯だけで通信してみようと考えました。
この考え、正解はどうかは分からないのですがまさにビンゴ!!
電波干渉は解消されました。というか、WiFiルータを交換する前よりも電子カルテ端末の通信速度は向上しているとのことでした。電子カルテの通信障害を解決することができました。
で、心配していたインターネット側のWiFi。電波が届かなくなってしまうのではないかという心配。
これもこの製品の売り文句「広範囲に届く」だけあって放射線科を隈なくカバーしてくれました。
なんとか電波障害は一件落着しました。
昨今、個人所有のスマートフォンやPC、業務用のPC等WiFi接続端末が増加傾向にあり旧式のWiFiルータではカバーしきれなくなってきているのではないでしょうか?
私は、電波障害という事を引き起こしてしまいましたが購入したWiFiルータには大変満足しています。また、他のスタッフからも以前のWiFiルータより通信速度が速くなったと喜びの声も聞いておりこの製品を購入したのは正解だったと思っています。
もし、WiFiルータをお探しの場合本製品も候補にいただければと思います。
以上、WiFiルータ交換時の失敗談でした。